混雑率と始発駅(08.04.20)
国土交通省では、公共交通機関の快適性・安心性向上の取組みを 促進するための方策の一つとして、快適性・安心性評価指標を公表しております。 平成19年12月に発表されたデータより、千葉県→都内方面への路線を抽出してみました。 (平成18年度・ピーク時混雑率) ・京成電鉄押上線(京成曳舟→押上)159%(車内快適指標74.7%) ・京成電鉄本線(大神宮下→京成船橋)154%(車内快適指標74.7%) ・都営浅草線(本所吾妻橋→浅草)136%(車内快適指標100%) ・都営新宿線(西大島→住吉)164%(車内快適指標100%) ・東京メトロ東西線(木場→門前仲町)199%(車内快適指標100%) ・東京メトロ千代田線(町屋→西日暮里)180%(車内快適指標98.4%) ・JR総武快速(新小岩→錦糸町)180%(車内快適指標100%) ・JR総武緩行(錦糸町→両国)206%(車内快適指標100%) ・JR常磐快速(松戸→北千住)177%(車内快適指標100%) ・JR常磐緩行(亀有→綾瀬)179%(車内快適指標10.0%) ・JR京葉線(葛西臨海公園→新木場)196%(車内快適指標0%) ◆混雑率の目安は、下記の通りです。 150%=広げて新聞を楽に読める。 180%=折りたたむなど無理をすれば新聞を読める 200%=体が触れ合い相当圧迫感があるが、週刊誌程度なら何とか読める。 250%=電車が揺れる度に体が斜めになり身動き取れず、手も出せない。 ◇車内快適指標 対象路線の利用に供される車両の総数に対する、以下の要件を満たす車両数の割合 ・各車両に温湿度センサー等を設置することで、状況により車内温度を 自動的に制御できるようになっていること ・各車両に設置している冷房装置が除湿機能を有していること 梅雨や夏の暑い季節、快適な車内空間になっているかどうかは、 混雑率と同じくらい重要だと思われます。 ムシムシ、ジメジメした車内って嫌ですものね。 JR常磐緩行線(千代田線)と京葉線の数値は間違いかなと思うくらい低い。 データの入力ミスではありません。 混雑率を見てみると、マンションなどが多い(=人口)路線の 京葉線・総武線・東西線沿線が高い数値を出している。 常磐方面は、つくばエクスプレスへの分散が今後のデータには反映されると思われ、 平成19年度以降は低下するのではないか。 全般的には、総武線と競合している京成系が狙い目。 混雑度合いも住まい探しに影響を大きく与える。 購入されようとする方のなかには、平日の想定通勤時間帯にあえて購入検討地まで出向き、 通勤状況を実際に確かめる方もいます。 どの路線を選んでも混雑していることには変わりなく、 ならば少し遠くなっても始発駅を選ぼうという心理も住まい探しに影響を与えることは、 地価が都心へ近いエリア<始発駅エリアという逆転現象を起こしていることでも分かります。 上記に挙げた路線において、通勤時間帯に始発が出ている駅をピックアップしました。 ・京成電鉄押上線(青砥、京成高砂) +北総線(印西牧の原、印旛日本医大)+京成電鉄本線 ・京成電鉄本線(成田空港、東成田、京成成田、芝山千代田、 宗吾参道、京成佐倉、京成臼井、京成津田沼) ・都営浅草線(押上)+京成押上線 ・都営新宿線(本八幡、大島) ・東京メトロ東西線(妙典、西船橋)+東葉高速(東葉勝田台) +総武緩行(津田沼) ・東京メトロ千代田線(綾瀬)+JR常磐緩行 ・JR総武快速(津田沼、千葉)+総武本線+外房、内房線 ・JR総武緩行(西船橋、津田沼、千葉) ・JR常磐快速(松戸、取手)+常磐中距離列車+成田線(成田) ・JR常磐緩行(松戸、柏、我孫子、取手) ・JR京葉線(蘇我)+外房、内房線+武蔵野線 なお、始発駅≒市の中心ターミナル駅となることも多く、 始発駅ということ以外に地価が高くなる要素もあります。 狙い目は、市の中心駅ではない始発駅、もしくは、市の規模が小さい中心駅です。 始発駅から着席して通勤することにより、通勤時間を有効活用できます。 体への負担も楽になります。 通勤時間を片道60分とした場合、往復で120分、 月20日勤務で2,400分=40時間、年480時間となり、 一年のうち20日間を車内で過ごすことになります。 これを30年続けたとしたら・・・
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